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パリで「Grobal ZERO」に参加(2010/02/02)


1月31日、成田を発ち一路パリへ。「Grobal ZERO」http://www.globalzero.org/en 核廃絶国際会議に日本を代表して出席する。
12時間のフライト中、機内で核軍縮交渉に関する資料を読み込む。

現在、世界には2万5000発の核弾頭があり、その95%を米国とロシアが保有する。
86年11月、レイキャビクで米ソ首脳会談開催(当時私は大学1年生。会談の光景を鮮明に覚えている)。

会談の説明にこうある。
「レーガン大統領は出発に先立ち空港で行なった演説で、最後の第4回会議においてSDI配備を10年間遅らせる代わりに両国すべての弾道ミサイルを全廃する新提案をしたものの、SDI規制をめぐる対立に阻まれたことを明らかにしました。この全廃提案に関連して、アメリカ政府高官は同行記者団への背景説明で、10年後にINFを含むすべての核兵器を全廃すると提案したと明言し、レーガン大統領は帰国後の与野党指導者への報告で10年以内にすべての核兵器を根絶すると明言しました。ゴルバチョフ書記長も10月24日の演説で、レーガン大統領は10年間で核兵器を全廃することに同意したと明言し、混乱を露呈しました。これに対してレーガン政権は公式には核廃絶は究極目標であり、会議で提案したのは弾道ミサイルの全廃との立場をとりました。」

この会談で提案された「核兵器全廃」という理念。それが25年を経て実現へと動き出したのが、「Grobal ZERO」である。

2月2日9時、会議が始まる。

シュルツ米国元国務長官がキーノートスピーチ。

私の大学時代はレーガン政権期で、当時の国務長官がシュルツ氏だった。

当時と変わらず、若くお元気な姿に感慨も一塩。

会議には世界各国から100名を超える参加者が集っているが、パネリストには核保有国の関係者がなることが多い。
やはり核兵器を減らす当事者は保有国だからだろうか。
(現在の核保有国は米国、ロシア、イギリス、フランス、中国、イスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮の9カ国)

また、2万5000発の核弾頭を廃絶することの重要性も去ることながら、
日本のように北朝鮮の核の脅威に直面する国にとっては、米国の拡大核抑止を維持しつつ、
世界の核保有量をゼロにする方法を検討することが死活的に重要となる。
ただ、核保有国からの参加者が多い会議では、そうした視点からの意見は少ない。
また中国からの参加者もいるが、やはり核廃絶には総論として賛成しつつも、中国が現在保有する核については
積極的に減らすということでは必ずしもなく、国益を考慮した発言が目立つ。

3日は福田元総理主催の晩餐会も開催される。
追って会議の模様を報告したい。

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