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岡崎久彦元大使との昼食


今日は岡崎久彦元大使(駐タイ、サウジアラビア)と昼食をご一緒した。


2010年10月から始めたキッシンジャー『外交』全31章を読み解く勉強会(通称「外交研究会」)。同著の監訳者である岡崎大使に講師をお願いし、この5月、無事全講が終了した。岡崎大使はその講義録をまとめ、新著『21世紀をいかに生き抜くか』をこの21日に出版された。外交研究会発足に際し、私が大使を訪ねてお願いした経緯は新著の前書きに記されている。


以下、新著の内容紹介(抜粋)


外務省初代情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使をつとめた戦後日本屈指の外交官である著者が、17世紀以来の外交思想の変転、日米戦争を引き起こした日本外交の痛恨の失敗、そして自らの実務体験を総合して、21世紀の日本外交に指針を示す珠玉の外交分析。

キッシンジャー『外交』の監訳者でもある著者が、批判的にアメリカ外交の本質を洞察、それでも日米同盟の強化だけが日本の生き残りを保証すると結論する本書の内容は、読む者を感動させずにはおかないだろう。


というわけで、全講終了の御礼と講義録出版のお祝いを兼ねた昼食となった次第。


さて、この席で大使から、日本政治の見通しについて極めて洞察と示唆に富むお話があった。その詳細はここで記さないが、日本外交、安全保障の歴史を知悉する大使の分析を、震撼する思いで傾聴したことを備忘録の意味で書き残しておきたい。


ところで、昼食の美味しさから会話は弾み、外交研究会が修了した後、さてどうしましょうかという話題になった。今回の新著発売により、外交史、日本近現代史(「睦奥宗光とその時代」等一連の外交官シリーズ、維新後の近代史シリーズなど)に関するご著書を一通り刊行されたことになりますね、という話から、では日本通史(縄文から江戸まで)を12程度の章に分け、各分野の碩学に講義してもらい、国会議員と関係者でそれを聴 講し、最終的には出版しましょうかということにまとまった。私は「戦後教育では使用する教科書の問題もあり、大人と云えども日本史を充分に学んできているとは言い難い、12のトピックスをその最高権威から教えていただくことは、議員本人にとってもまた関係者にとっても得難い機会になることでしょう」と申し上げた。

すると大使は手元のナプキンを広げ、ジャケットから筆ペンを取り出し、しばしの構想の後、一気呵成に日本通史の章立てを書き始めた(写真)。「この章は○○教授に講師をお願いして」等と仰りながら全12の章立ては瞬く間に出来上がり「では9月から講義を始めて、来年6月頃に修了の予定で」と計画がまとまったのである。
このような次第で「大人のための日本史」全12講が秋から始まります。


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