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【代表質問を終えて】


本日、今通常国会での代表質問を行いました。以下、答弁を聞いての感想を記します。

 

質問内容は、以下の通りでした。

1.内閣の斡旋による会計検査院OBの天下り疑惑について

2.「これからも、日米同盟こそが我が国の基軸、これは不変の原則」の総理演説の真意

3.福岡高裁那覇支部裁判官異動人事に対する官邸の介入 について

4.在日米軍基地について      

 

 

1.内閣の斡旋による会計検査院OBの天下り疑惑について

総理、全閣僚とも、底なしに広がりそうな問題の気配を感じたのか、「現時点で把握していない」という及び腰答弁。問題を調査する姿勢も伺えません。異口同音に「総理の指示に基づく山本担当大臣の調査に協力する」という他人事のような口調。

総理は人事院権限について「退職管理については、内閣総理大臣の権限であり、人事院の権限の対象外」と答弁しましたが、これは人事院が言わせたのでしょう。ご丁寧に、質問前日、民進党国対にも人事院から同様の説明がありました。しかしキャリアシステムそして人事行政一般についての調査は当然、国家公務員法17条に基づく人事院の権限です。

言うまでもなく、検査院OB天下りの斡旋は関係者が認める事実です。今回の質問を契機にマスコミも動くでしょう。次回2月下旬の予算委員会質問時に、追及を深める予定です。

 

事務次官が同期から出たら、他の同期が一斉に退職するというキャリアシステムを変えない限り、天下り問題はなくなりません。いずれこの改革は行いたいと思います。

 

 

2.「これからも、日米同盟こそが我が国の基軸である。これは不変の原則」の真意

施政方針演説における総理の高揚ぶり(この部分の)は目を惹きました。「トランプ大統領に愛を叫ぶ」という印象でした。米国の国力は今尚世界一ですが、古今東西世界一であり続けた国家はありません。当然、時代の要請に応じて日本の同盟関係も変わる。そのことを指摘したのですが、真正面からの答弁はありませんでした。

 

 

3.福岡高裁那覇支部裁判官異動人事に対する官邸の介入があったのではないか

この指摘に対し、総理は「遺憾です」と強い調子の答弁をされました。質問が事実を突いたのでしょう。辺野古訴訟判決前から菅官房長官の自信溢れる会見を見て、何かあるのだろうと感じていましたが。1959年(昭和34年)の砂川判決(統治行為論)に続く、政治の司法介入だと思います。

 

 

4.在日米軍基地問題について

視察先の在日米軍基地で米軍高官から聞いた「在日米軍は日本に侵攻する勢力の根拠地を打撃攻撃力で叩くことにより、安保条約上の日本防衛義務を履行する」との説明はリアルでした。総理答弁の通り、日米間で日本防衛義務の具体的方策をめぐり、様々な議論があるわけですが、大きな柱がこの高官証言の方策なのだろうと思います。それだけの圧倒的な打撃攻撃力を、在日米軍は、三沢、横田、岩国、嘉手納、普天間等の空軍、海兵隊基地に有しています。総理は国会議員に当選後、在日米軍基地を視察したことがないと答弁されましたが、自衛隊の最高指揮官として是非ご覧になり、肌身で日米同盟の実態を感じるべきだと思います。防衛大臣、外務大臣も然り。安全保障の視座が変わることは間違いありません。

 

2017年1月25日

参議院議員 風間直樹

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