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国会質問レポート

Report

2018.3.20 予算委員会 質疑


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【議事録】

○委員長、官房長官の御退席をお取り計らいください。

○委員長(金子原二郎君) 官房長官、御退席、結構でございます。

○風間直樹君 最初に財務省にお尋ねします。
三月十二日に調査の結果が公表されました。不思議なのは、この結果、改ざん前の文書の一枚目に付いているはずの決裁用紙が一枚もない。これはなぜですか。

○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
今回御報告をさせていただきました資料は、書換え前と書換え後で異なるもの、要すれば、書換えが行われていたところをお示しをするためにそういうものをお示ししたということでございます。
委員の御指摘の一枚目ということは決裁の鑑ということだと思いますが、それは、その部分はそのままで後ろの調書の部分だけを差し替えているということから、書換え前、書換え後のところにはそれが出てきていないということでございます。

○風間直樹君 鑑が付いていないと誰が決裁したのか分かりません。決裁後の文書コピーを誰に配付したのかも分かりません。さらに、どのような秘密指定がなされたのかも分かりません。
決裁用紙、公開すべきじゃないですか。

○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
基本的に、基本的には、失礼しました、決裁前の鑑というものは書換え前のものと同じものということでございます。それで足らざる部分があり、御指摘をいただければ、それは当然対応させていただきます。

○風間直樹君 それを公開してください。国会が確認する責務があります。

○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
先ほど来、この委員会でもいろいろ御議論があることだと思いますが、要すれば、書換え前のきちんとしたものを提出せよということだと思っておりますので、鋭意、基本的に週末中心ですが、作業をさせていただいておりますので、できるだけ速やかにそういう作業をして提出をさせていただきたいと思っております。

○風間直樹君 これ、決裁後の文書コピー、誰に配付したのか全部鑑に書いてありますから、大臣、副大臣、政務官、省内の誰か全部書いてある。だから、国会に公表することによって、予算委員会で無駄な質疑時間費やさずに済むんですよ。直ちに公開されますね。

○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
今ほどの委員の御指摘は、要すれば、決裁文書全体ではなくて、鑑の部分だけでいいからそれを早く提出するようにと。分かりました。それは対応させていただきます。

○風間直樹君 お願いします。
次に、大臣にお尋ねをしますが、理財局内の徹底調査指示は、大臣、されたんでしょうか。

○委員長(金子原二郎君) もう一回、ちょっと。

○風間直樹君 この公文書改ざん問題に関して、理財局内に調査を徹底するようにという指示は、大臣、されたんでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君) 省全体に対して今お話の話をいたしておりますので、当然理財局にもその達しが通達されることになります。

○風間直樹君 今回の文書改ざん問題でまさに中核は、私は、当時の谷査恵子総理夫人付きによる財務省への働きかけに関する記録の文書があるのかどうかという点だと考えています。ところが、今回財務省が公開した文書の中にそれを知ることができる文書は含まれておりません。
大臣が調査指示をされたのであれば、財務省、その点も調査をしていると思いますが、それで間違いありませんね。

○政府参考人(太田充君) 基本的にいろんな、こういう状況の下で、いろんな文書なりなんなりがあるのではないかという御指摘をいただいていると思っておりますので、そちらの作業もしなければいけないということで、作業は、まずは十四文書書換えの部分が先になっているんですが、それは一段落付いたところできちんとしなければいけないということで、その意思は強く持っております。

○風間直樹君 谷査恵子当時の夫人付きは、当時経済産業省の補佐です。通常、補佐が問い合わせても本省の担当の係長は電話かメールで回答して終わりというのが皆さんの常識だろうと思います。ところが、田村国有財産審理室長が回答をしています。これによって、この案件が財務省内ではいわゆるマル政案件、政治家絡みの案件だということが我々が推測、財務省が認識したということが推測できるんですね。
ですから、この文書があるかどうかを早急に調査していただきたい、そしてそれを公開していただきたい。もう一度確認します。

○政府参考人(太田充君) もちろん調査はさせていただきます。調査はさせていただきますが、この文書だけということではなくて、いろんなものを全部まとめてやらないといけないので、この文書だけということですと、それは、かつて、実は、一番作った可能性のある、要するに問合せを受けた田村というのが当時室長なんですが、それにはかつて確認をしたことがあります。彼のいわくは、そのときに、要するに、基本的に一般論を口頭で説明しただけなのでメモは残していないというふうに当時彼は言っておりましたので、それを前提ではございますが、探すことは当然探させていただきます。

○風間直樹君 谷さんから財務省への働きかけ、これが一切文書に表れてこない、登場しないというのは余りにも不自然なんです。今の田村さんのお答えも記憶の間違いかもしれない。徹底的に調査をして出していただきたい。

○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
調べることは調べるというふうに申し上げているつもりでございます。今の我々の状況を信じていただけないのは分かりますが、そのときに確認したことを、彼がその時点でそんなに、うそをつくとは私は思っておりませんが、いずれにせよ、調べることは調べます。

○風間直樹君 次の質問に移ります。
これは政府参考人にお願いしますが、国家行政組織法の十条を読んでいただけますでしょうか。

○政府参考人(長屋聡君) 関係の規定を読み上げさせていただきます。第十条、各省大臣、各委員会の委員長及び各庁の長官は、その機関の事務を統括し、職員の服務について、これを統督する。以上でございます。

○風間直樹君 麻生大臣にお尋ねします。この条文に基づいて、大臣は御自身の責任をどう認識されていますでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君) 国家行政組織法におきまして、これは、各省の大臣というのは、その機関の事務を統括し、職員の服務について、これを統督するというように規定をされております。
したがいまして、今回の書換えの問題につきましては、これは私としては、三月二日の報道があって以降、書換えの事実について調査を我々事務方に、いわゆる私どもとしては事務方に対して指示をさせていただき、その結果を三月の十二日に公表を、受け取って十二日に公表したんだと思いますが、文書の国会提出時の担当局長でありましたので、私どもとしては、三月の九日に佐川前長官の方から国有財産行政に関する信頼を損なったということに対して懲戒処分と、行ったことに対して懲戒処分を行った上で退職させる等、様々な面でやらせていただいているところでもあります。
また、十五日には、事務次官以下を大臣室に呼びまして、度々御答弁申し上げておりますように、今回の問題というものは財務省全体に向けての話で、理財局だけの話ではないということで、信頼回復へ向けて全省挙げて取り組むように指示をいたしたところでありまして、私どもとしては、官房長は主になることになろうと、理財局だけではなくて、職員の処分に関わることになりますので官房長等々も中心とならせていただいて、引き続き更なる調査をきちんとさせていかなきゃならぬと思って、二度とこういったことが起きないようにするようなことできちんとした対応をつくるということをもって職責を果たしてまいりたいと考えております。(発言する者あり)

○委員長(金子原二郎君) 麻生財務大臣。

○国務大臣(麻生太郎君) 風間先生の、責任をどう感じているかという御質問でしょうか。
そのことに関しましては、この話は誠に、少なくともこういう決裁が押された文書が後から書き換えられるというようなことなどはこれはゆゆしき事態なのであって、これ、少なくとも財務省、まあ他省庁でこういったことが起きたかどうか、いろいろあろうかと思いますけれども、少なくとも財務省でこの種のことが起きたという記憶がありませんので、極めてゆゆしき事態なんだと、私どもはそう考えておりますので、私どもとしても深くこの点に関しましてはおわびを申し上げねばならぬと度々申し上げてきているところであります。

○風間直樹君 この条文、職員の服務、つまり佐川元局長の服務に違法があれば大臣の責任だということを言っているんです。そこは非常に大事だと思いますが、いかがですか。

○国務大臣(麻生太郎君) 私といたしましては、まだ調査の段階ではあろうとは思いますので、佐川長官の退官を認めた上も、いまだ捜査が続行中であります。したがいまして、その調査の結果を十分踏まえた上でなければ最終的なことは申し上げられないということで、本人に対してもいわゆる懲戒処分というものが更に上乗せされる可能性についても既に言及をし、本人も納得をしてもらっております。
そういう段階でありますので、まだ最終段階の結論が出たわけではありませんけれども、私どもとしては、これが起訴されるとかされないとか、いろんな状況になろうとかと思いますので、私どもといたしましては、そういったことも踏まえた上で、その上できちんと対応させていただかねばならぬと思っておりますが、私といたしましては、少なくとも、原因究明、また二度とこういったことが起こらないような、再発防止するようなことをきちんとやっていくというので責任を果たしていかなければならぬと思っております。

○風間直樹君 次に、人事院にお尋ねします。
昨年二月以降の人事官会議で、谷査恵子当時の夫人付きによる昭恵夫人が校長のUZUの学校の事務局業務担当の件は議題となりましたでしょうか。

○政府特別補佐人(一宮なほみ君) 平成二十九年二月以降の人事院会議において、お尋ねの件が議題になったことはございません。

○風間直樹君 これ、UZUの学校は、総理夫人が校長を務めていらっしゃるグループです。主宰者が谷査恵子さんです。なぜこれが議題になっていないんですか。

○政府特別補佐人(一宮なほみ君) 職員の服務に関する個別の事案につきましては、所属職員の服務を統督するとともに事実関係を十分に承知し得る立場にある任命権者において適切に御判断されるものでございます。
お尋ねの事案について、人事院として現時点において何らかの調査を行う等必要性を認めるに至っておりませんので、人事院会議の議案としてなってはおりません。

○風間直樹君 政府参考人、国公法百一条、読み上げをお願いします。

○政府参考人(森永耕造君) 国家公務員法第百一条でございます。職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の注意力の全てをその職務遂行のために用い、政府がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない、以下略でございます。

○風間直樹君 二〇一五年の十一月十二日、谷さんは、フェイスブックのUZUの学校のホームページに投稿しています。この日は木曜日です。公務に該当する時間の可能性が極めて高い。それでも人事院、今の答弁でいいんですか。

○政府特別補佐人(一宮なほみ君) 先ほども申し上げましたように、職員の服務に関する個別の事案につきましては、所属職員の服務を統督するとともに事実関係を十分に承知し得る立場にある任命権者において適切に御判断されるものでございます。

○風間直樹君 そういう答弁を繰り返すから今回のような財務省の事案が起きる。人事院が国公法の役割を果たしていないんですよ。
十七条に基づく調査を今から財務省、内閣府にするお考えはありますか。

○委員長(金子原二郎君) 時間が来ております。

○政府特別補佐人(一宮なほみ君) お尋ねの事案につきまして、人事院として現時点において調査を行う必要性を認めるに至ってはございません。

○委員長(金子原二郎君) 終わりです。

○風間直樹君 午後の財政金融委員会で引き続き行います。
ありがとうございました。