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国会質問レポート

Report

2018.4.12 財政金融委員会 質疑


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https://www.youtube.com/watch?v=h94A8kshfbA

 

【議事録】

○今日は最初に、今日発売の週刊新潮の財務省の記事について麻生大臣にお尋ねをします。
記事のタイトルは、「「森友危機」の折も折! ろくでもない「財務事務次官」のセクハラ音源」という記事です。この中で、財務省の福田淳一事務次官が、数多くの女性、ここに掲載されているのは女性の記者の皆さんですが、に対してセクハラ発言を繰り返してきたと、こういう報道がなされています。
麻生大臣、この記事の内容について福田事務次官本人に事実関係を確認されたでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君) 報道があったことは承知をいたしております。本人が私のところに来ておりますので、言った話は、ふだんから私的な立場においていろいろな相手といろいろな会話をしておりますので、その一つ一つのやり取りは定かではありません、記事においては正確な日時、相手方が必ずしも明らかではないので確認のしようもありません、いずれにいたしましても誤解を受けることのないよう気を付けてまいりたいという話でしたから、私は、今のような置かれている状況を考えて、もう少し緊張感を持って行動せにゃいかぬという話はしたというのがこれまでの経緯です。

○風間直樹君 これ記事見ますと、ここに掲載されている、引用されている女性の発言というのは合計五人の発言なんです。大手紙記者、テレビ局記者、別のテレビ局記者、別の大手紙記者、そしていま一人と計五人、さらに財務省内の同僚の方の発言も引用、そして紹介をされております。これ読みますと、非常にリアルなんですね、ここに載っている発言一つ一つが。タイトル見ますと、これ「セクハラ音源」というタイトルですから、週刊新潮も、この記事を載せる以上、確たる証拠を押さえてこれ載せていますね。
私、これ読んでいまして余りにもお恥ずかしい内容なので、ここでどういうことを福田さんがされたかは引用しませんが、ただ、彼の発言として一つ、麻生大臣に関する発言が紹介されています。そこだけ御紹介します。麻生さんは人物として面白い、ただ、あの人の行動は怖いよね、与謝野とか石破のこと許してないよな、自分の政権の足を最後引っ張ったやつのこと許してないと。
まあ本当にこういう発言をされたかどうか分かりませんが、非常にリアリティーはあるなと思って読みました。もしここに載っている内容が事実とすれば、これは、財務省のトップとして大丈夫かということ以上に、人間としてこの方は大丈夫かということだと思うんです。
大臣、これ、御本人からもう一回きちっと事実関係を確認されるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君) 過日、本人の方から、私この記事を知りませんでしたので、本人の方から申し出てくるということでもありましたので、私の方としてはその内容を、本人から申出でありましたので、そのことに関して、十分な反省もあったと思っておりますので、それ以上聞くつもりはございません。

○風間直樹君 そうすると、現段階で大臣は福田事務次官の処分もお考えになっていないということですね。

○国務大臣(麻生太郎君) 私どもとして、今緊張感を持って今の置かれている状況、財務省の最近の置かれている状況、この一年間の一連の話等々を考えて、きちんと緊張感を持って対処をするようにという訓示というか、そういった訓戒を述べたということで十分だと思っております。

○風間直樹君 訓戒を述べられたわけですが、その後にこういう福田次官の記事が出て、福田次官は緊張感を持って、大臣が求めるように、職務に当たられているとお考えでしょうか。

○国務大臣(麻生太郎君) 基本的に、この現場がどうだったか分かりませんけど、通常かなりな緊張感を持って事に対応してもらっていると思っております。

○風間直樹君 なのに、何でこういう記事が出るんでしょうかね。しかも、複数の女性の非常に説得力のある発言です。
大臣、これ、もう今日も新聞各紙に新しい財務省の疑惑が次々報道されていますが、私は本当に財務省がこういうことをやったのかなと信じられない思いです、いろんな報道見ていまして、この福田事務次官の件もそうだし。
これ、率直な印象としまして、これまで森友あるいは文書改ざん問題で財務省というのは本当に疑惑の巣窟になってしまったなと感じました。ところが、今日の一連の報道を見ていますと、もう疑惑の巣窟でなくて、これは犯罪の巣窟と言わざるを得ない。だから、先ほど太田局長も次元の違う話だとおっしゃったんだと理解をしています。
大臣、これは、度々引用しています国家行政組織法の第十条、各省大臣の事務の統括と職員服務の統督、まさにここに直結する話ですが、大臣御自身、この財務省職員の服務の統督に関して十分でない、あるいは至らなさがある、そういう御認識はありますか。

○国務大臣(麻生太郎君) これ何と、服務の拘束と言ったの。

○風間直樹君 服務の統督です、大臣による財務省職員に対する服務の統督。

○国務大臣(麻生太郎君) 服務の拘束等について、何です、その後がよく分からない。

○風間直樹君 これ大臣、国家行政組織法の基本で、服務の統督です。統率の統に監督の督、服務の統督。

○国務大臣(麻生太郎君) 私が全て統率しておるというような意識で頑張らねばならぬと思っておるわけではありませんけれども、少なくとも、職員一人一人の矜持、またプライド、誇り等々を持って仕事をしてもらわねばならぬというように思っておりますし、事実そういうものの極めて高い職員の多い役所だと、私自身いろいろ役所を回りましたけれども、そういった中では極めてそういった意識の高い役所だという意識が私にはあります。そういった意味で、引き続ききちんとした対応をやっていかねばならぬと思っております。

○風間直樹君 いや、大臣、私、日頃から敬愛する大臣とこんな議論、本当はしたくないんです。
ただ、今御答弁されましたので一言申し上げると、これ服務の統督は、麻生大臣に限らず、各省大臣の責務ですよ、国家行政組織法十条で定められた。それは一人で頑張るという話じゃないという話じゃなくて、大臣が一人でこれはされるべき責務なんです、法律上の。そこをもう一回御答弁ください。

○国務大臣(麻生太郎君) 法律においてそうなっているという、規則があるというのを知らないわけではありませんけれども、これは、組織、万という人数のいる組織の長一人が頑張ってもとてもできる範疇はおのずと限られているということを申し上げている、極めて常識的なことを申し上げていると思っております。
私自身も、そういう意識を持ってやりたいと思ってやっておりますけれども、現実問題として、それをやっていくに当たりましては、そこに働いております、その組織におります職員の一人一人の矜持であったり、また労働意欲であったり、プライドであったり、そういったものと両方相まってきちんとできるものだということを申し上げたつもりであります。

○風間直樹君 この服務の統督に関しては、財務省でこれだけ問題が頻発しましたね。しかも、事務方トップの次官の醜聞まで報道される。やはり組織として今おかしくなっているとしか言いようがないと思います。
この服務の統督は麻生大臣御本人の責任ですから、その点は御自覚をいただいて、やはり職員の服務をしっかりと見ていただかなければ、統督していただかなければ駄目で、このことを強く感じます。
時間もないので次の質問ですが、この森友側に求めた、財務省が求めた、その署名を求めた文書なんですけれども、これ、事務方で結構ですけど、この文書は確認していますね。

○政府参考人(太田充君) どういう形、どういうふうな内容のことをというのは確認をしてございます。

○風間直樹君 そうすると、この委員会宛てに出せますね、この文書は。

○政府参考人(太田充君) 内容を把握しておりますので、ここで御報告を申し上げます。
基本的にこういう内容のものでございます。
平成二十八年三月に新たに発見された地下埋設物については、小学校の建設に必要となる処理を適切に実施済みである。地下埋設物の処理に際しては、掘削、埋め戻し、運搬、処分等の様々な経費を相当程度要しているが、建設工事費と明確な区分が困難であるため、地下埋設物の処理費のみを取り出してお示しすることはできないと、そういう内容でございます。
言葉の一つ一つではないのですが、内容そのもの、大筋は基本的にそういう認識だという話を聞いた上で作っているということではございました。

○風間直樹君 そうすると、これ、財務省は、この文書の作成者と文書を作成するよう指示した指示者、この二名についても把握済みですね。

○政府参考人(太田充君) それは、昨日、衆議院の予算委員会でしたが、御答弁を申し上げましたが、数人で認識を共有をしていてということでございました。前局長がそこに入っているのかということについては、その中に入っておりますというふうに御答弁を申し上げている次第でございます。
なお、詳細にそこのところ、具体的な誰が関与して、指揮命令系統も含めて、そこはきちんと調査をしないといけないというふうに考えてございます。

○風間直樹君 そうすると、後刻その文書は委員会宛てに出していただけますね、そのものを。

○政府参考人(太田充君) 今ほど内容を御説明したつもりですが、その内容のものを、分かりました。

○委員長(長谷川岳君) 風間直樹君、時間が来ております。

○風間直樹君 じゃ、委員長、財務省が出すということですので、委員会として確認をしたいと思います。
終わります。