前参議院議員 風間直樹 公式ホームページ

新憲法研究会

Constitution

【会計検査院長は辞任すべきである】


本年5月13日の決算委員会において、会計検査院の職員の再就職について、会計検査院長は、「職員が検査対象の団体等に再就職しても、合法だから防ぎようがない」との趣旨の答弁を行いました。これは「法律を誠実に執行する」(憲法第73条第1号)の観点から極めて重大な問題を含んでいます。「誠実に」とは「主権者国民に対して誠実に」の意味で理解しなければならないからです。

 

・会計検査院の職員が検査対象の団体等に再就職することは、常識的に検査院と当該団体等との「癒着」を疑わせるに十分であり、会計検査に対する国民の信頼を著しく損なう。明らかに公共の利益(=全国民に共通する社会一般の利益)を害する行為である。

・国家公務員法第96条第1項は、「服務の根本基準」を次のように規定している。

第九十六条 すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。

この規定の精神からすれば、職員の再就職に関する規定は利害関係団体等との「癒着」の防止を基本として運用されなければならない。

・したがって、会計検査院長の発言は、国公法の精神に反することは明らかであり、「主権者国民に対して誠実に」法律を執行しているとは言えない。行政監視機能を有する憲法機関である会計検査院のトップの発言として、到底容認できないものと言わなければならない。

 

会計検査院長は辞任すべきである、と考えます。

以下もご覧ください。

http://www.kazamanaoki.com/wp-content/uploads/2018/03/7a1be1d06e20e60a8daec9e94413d39e.pdf

特に6・7ページ「5 そもそも行政監視とは何か」

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