まだ終わっていない足利事件
午後、月刊「文芸春秋」編集者が来訪。
10日発売の4月号掲載の足利事件連載について意見交換。
連載を書いている日本テレビ清水潔記者は、今月号に相当突っ込んだ記事を書いている。
菅家さんのDNA再鑑定を行った際、真犯人のDNA型が特定されているが
なんと検察側鑑定人の鈴木教授と、弁護側鑑定人の本田教授の鑑定結果が違っておりしかも本田教授の鑑定結果が真犯人のものと合致しているのだという。
清水記者は入念に取材を重ねて真犯人をほぼ特定しインタビューまで行っている。
そしてそうした情報を捜査機関に提供している。
検察は真犯人の精液が付着した被害者幼女のTシャツのみをご遺族に返還していない。
清水記者はその理由として、
Tシャツ付着の精液が再鑑定されれば当時のDNA鑑定法の誤りが完全に立証されてしまいそれらが適用され判決が下された8件の裁判結果が揺らぐ可能性が出るからだとみている。
その中には冤罪が疑われながら被告が死刑となった飯塚事件もある。
やはり検察はご遺族にTシャツを返還すべきだ。
11月に行政監視委員会で行った質疑に続き、近日この件を再度同委員会で取り上げたいと考えている。
それにしても、一体全体日本の検察という組織はどうなっているのか。
先日大阪地検に行政監視委員会として視察に行ったのだが
地検トップの検事正が語る言葉に反省の意識がほとんど感じられず
末松信介委員長以下、一同絶句した。
やはり他者のチェックを受けない権力はどこかがおかしくなる。
検察のあり方については、現在政府で行われているあらゆる検討を注視していこうと思う。
18時から20時まで、東京財団主催の社会保障再検討会議。
ほぼ毎回出席しているが、今日で5回目。
年金制度をどのように再建すべきか、与野党を超えてほぼ考えが収斂しつつあるようだ。
あとは国会で議論を深め、成案を得るべきなのだが。