Top > ブログ
東京
03-6550-0702
上越
025-525-1135
政権交代への動き
2009年7月16日 (木) 23:29
参議院で問責が可決され、国会審議が事実上終わったのを契機に霞ヶ関は一斉に人事の季節へ。ここのところ、各省幹部が頻繁に新任転任の挨拶に来る。これまで野党議員の事務所には来なかった次官クラスまで訪れるようになり、政権交代を控えた動きを実感する。
12時 都内ホテルで党首脳と昼食会。総選挙に向けた準備の話しかと思ったが、以外とくだけた話題でリラックスしたランチとなる。ただ会話の端々に政局情報も含まれ、貴重なひとときに。
19時 独立系ジャーナリストとの夕食会。
19時半 麻布の焼鳥屋で、来日中の米国政府高官と夕食会。政権交代した場合、民主党が外交政策をどう転換するのかについて、密度の濃い会話が交わされる。米側出席者の中に、どこかで会ったことがある人物が。記憶の糸を手繰り思い出す。2006年、米国IVプログラムに参加して訪米した際、ワシントンで説明に当たってくれた政府の日本担当者だ。当時の親切な対応に礼を述べる。訪米当時のユニークなエピソードを紹介すると皆大笑いし場が盛り上がる。その後、オバマ政権の対北朝鮮政策と、日米安保条約の適用範囲の変遷について米側の認識を尋ね、更にいわゆる核密約問題について政権交代後の私案を話す。22時お開き。
臓器移植法可決、そして衆議院解散へ
2009年7月13日 (月) 14:17
11:35 衆議院南門から国会に入る。議事堂正面玄関付近が専門業者によりクリーニング中。車寄せのスロープが綺麗になり、すっかり色が変わっていることに驚く。
12:00 国対役員会。今日は新橋亭の中華弁当。昨日の都議選結果を受け、粛々と会議が進む。民主党は今日明日、衆参で内閣不信任決議案、問責決議案を提出することから、簗瀬国対委員長より終日の禁足指示。禁足の場合、役員は国会に15分以内に戻れる場所での待機となる。国対控室では、臓器移植法の採決を控え、各案を推す議員が投票依頼をする姿が。
12:30 議員総会。12:40 議院運営委員会。議運に向かう途中、NHKの速報が入る。「麻生総理、7月21日解散、8月30日選挙を決断」政権交代に向け、いよいよである。
13:00 本会議。本会議場入り口、中ともにマスコミの数が際立って多い。臓器移植法がA修正案、A案、E案の順に採決される。私はE案を支持するため、賛成、反対、賛成の順で投票を予定したが、まずA修正案は否決され、次のA案が過半数を得たためそこで採決終了。参議院自民党ではA案に投票するよう幹部から指示が出ていると聞いていたが、やはり自民党議員の投票行動が決定的だったのか。A修正案、E案を提出した議員たちは脱力している様子が。肩を叩いてこの間の労を労う。
臓器移植法
2009年7月9日 (木) 13:27
8時、民主党経済産業部門会議。ニューヨーク市立大学の靏見芳浩教授が「民主党政権誕生の必要性-オバマ大統領から学ぶもの」と題して講演。日本の国力がここ数年落ちている状況について、示唆に富む情報を得る。
朝食に議員会館の購買でコンビーフサンドを買い、9時20分の国対役員会へ。会議終了後、話題は自然と厚生労働委員会で今日審議終局を迎える臓器移植法に。喧々諤々の意見交換。昨日、厚生労働委員会の病院視察(移植を実施している病院の実情を調査)に参加した議員から報告がされる。移植を待つ患者さんの様子、脳死状態にあり成長が続いている17歳の女性の話、ラザロ兆候(脳死患者に電気ショックを与えると、体が大きくのけぞるなどの反応が起きる)を示す脳死患者の様子、そして医師の立場から見る臓器移植。皆、真剣にこの問題を考えていることが分かる。
10時、外交防衛委員会。審議の合間に昨日厚生労働委員会から全参議院議員に配布された作家 柳田邦男氏の資料「参議院厚生労働委員会 委員の先生方へ 『脳死・臓器移植に関する追加資料』」を読む。資料には週刊文春7月16日号掲載の柳田氏寄稿文「緊急提言 柳田邦男 『臓器移植法改正』を問う」が添付されている。非常に強く胸を打つ内容。
明日の本会議で臓器移植法審議の中間報告と討論が行われ、採決は来週になる見込み。この週末、厚生労働委員会での審議記録と、厚生労働省「脳死下での臓器提供事例に係る検証結果に関する報告書」に目を通し、法案への投票について考えをまとめようと思う。採決はA案(衆議院で可決、参議院に送付)、E案(参議院有志提出)、A修正案(参議院有志提出)の三案が対象となる。A案が投票総数の過半数を得れば衆議院では既に可決されているため、成立。E案が過半数を得れば衆議院に再送付され、投票総数の3分の2以上を得れば成立、得なければ否決。A修正案が過半数を得れば、再度「A案の修正を除く部分」について採決を行い、過半数を得れば成立、得なければ否決。
12時、国対・委員長・会長・副大臣会議。午後からは立川へ、都議選の応援に向かう。
今日の一日
2009年7月8日 (水) 13:56
朝8時15分、大手町の大手門交差点付近で都議選遊説に立つ。雨の中、松本剛明衆議院議員と共に都議選の争点を訴える。サラリーマン時代は私も大手町に勤務していた。20年たち、まさか自分が大手町で遊説するとは夢にも思っていなかったが、幸か不幸か当時の同僚とは遊説中顔を合わせず。
8時50分、タクシーで国会へ。正門から敷地内に入ると、「ここから入るのは初めてです」と運転手さんが興奮気味。数分間の車中即席国会案内をする。
9時10分国対役員会。都議選後の来週は国会がかなり緊迫する、との認識で一致。9時半議員総会。
9時40分議院運営委員会。一昨日のテレビタックルに10年前の丸川珠代アナウンサー(現参議院議員)が録画で登場したため、議院運営委員でもある丸川議員に「見ましたよ」と感想を伝える。「舛添大臣も出ていたけど、当時はずいぶん優男だったんだね」と誰かが言い、某議員が「髪の毛は今よりあった?」一同大笑いとなる(舛添さんすみません)。
10時本会議。10時半外交防衛部門役員会。北朝鮮の核実験後の国連決議を受け、政府が提出した「船舶検査法案」の内容説明。11時20分臓器移植法を考える会。5分ほど私の意見を表明する。12時国対理事合同会議。ある議員が入手した、マスコミの都議選議席予測の数字が。衝撃的な内容。思わず書き写す。
午後は都議選の応援で葛飾区へ。友人の現職都議の応援演説を行う予定。
迫真の質疑と日米核密約
2009年7月2日 (木) 13:58
私が所属する参議院 外交防衛委員会は他の委員会と異なることが二つある。まず質疑者も答弁者も着席のままでいいこと(何とこれは昭和34年以来の慣行!)。そして質疑の前後に拍手がないこと。ただし秀逸な質疑には拍手が贈られる。
今日の委員会で最初に行われた犬塚直史委員の質疑には大きな拍手が贈られた。内容は日米の核密約。ライシャワー駐日大使と大平外相(いずれも当時)の間で1963年に交わされた核密約を日本政府は否定し続けているが、昨日の新聞には村田元外務事務次官が実名でこの密約の存在を肯定したことが報じられた。それを受けての犬塚委員の質疑は米側機密資料を基に、密約を認めるよう政府に迫る迫真の内容だった。
密約の中身は、核を搭載した米艦船が日本に寄港した際、日本はその事実を黙認する、というもの。日本には非核三原則(核をつくらず、もたず、持ち込ませず)があることから、寄港はこれに抵触する、という批判を恐れ、政府は密約の存在自体を否定している。この密約が存在するのか否かの確認と、存在する場合にそれをどう扱うのかは、政権交代した際に大きな課題となるだろう。
上越市長選について(2) 「一本化」論の時代錯誤
2009年6月25日 (木) 10:47
今日の新潟日報に「上越市長選 滞る『反宮越』一本化」との記事が掲載されている。そこで私の市長選に対する考え方を改めて記しておきたい。
まず先のブログでも記したとおり、宮越氏に市民の期待を担う力はもはやない。この秋の市長選に再再挑戦するにしても、4年前の市長選での約3万票はおろか、それを下回る票しか見込めないだろうというのが私の見立てである。問題は別のところにある。市長選を取り巻く様々な動きの中に、冷静な選挙情勢分析が欠けている点だ。いつまでも市長時代の(強権を振るった)宮越氏の幻影に脅えるのはいかがなものか。客観的な状況分析の欠落は事実認識の錯誤につながり、ひいては市長選の構図を見る目を歪めてしまう。
では今回の構図の本質とは何か。私は総選挙の時期と極めて近接する事実だと考えている。現在、永田町では都議選(7月12日)前の解散はない、との観測が強くなっている。7月3日から17日まで、天皇陛下ご夫妻がカナダ・ハワイを訪問されることからこの間の解散はできない。すると早くて8月2日、お盆を挟んで8月30日、9月6日、の投開票が選択肢となり、さらには10月の投開票まで視野に入ってくる(衆議院議員の任期満了は9月10日だが、10月の投開票が可能であることは、民主党の加賀谷健参議院議員の質問主意書に対する答弁書の中で政府が明らかにしている)。現在の民主、自民両党の支持率を勘案すれば、麻生総理はできるだけ遅い時期の総選挙を選択するだろう(自民党内で麻生降ろしの動きが活発化しているが、選挙前の総裁交代は難しいと私は見ている)。
つまり、事実上総選挙と市長選は同じタイミングで行われる可能性が高い。そうなると、市長選は好むと好まざるとに関わらず、上越市における政党の動きの影響を強く受けることになる。市長選は衆院選の次に来るのではない。衆院選と市長選が同時に来るのだ。このことの意味を重視するかしないかが、結果に大きな影響をもたらすのではないだろうか。
今日は都議選応援遊説します
2009年6月23日 (火) 08:37
今日は都心の予想気温が30度。暑い一日になりそうだ。10時〜13時 外交防衛委員会、その後自室で外交問題の調査研究をし、夕方5時30分から、有楽町イトシア前で都議選応援の遊説を行う予定。熱い演説をしなければ。
海賊対処法案 質疑終わる
2009年6月18日 (木) 17:47
NHK中継入りの質疑が終了。質疑者にとって35分という時間はあっという間に過ぎていく。質問の流れをどう組み立てるか、閣僚の答弁に対してどう切り込むか。質疑中も頭の中ではそのシュミレーションを絶えず行っているため、結構緊張するものである。でもその辺はポーカーフェイスのせいか、外見からはあまり分からないらしい。
用意した質問のうち、時間の制約できなかったものも多数。今回の質疑では海賊対処行動について、政府による国会への報告ではなく、国会の事前承認を求めるべき、との趣旨を最大の軸とした。なぜなら、武装部隊を海外派遣することはすなわち軍隊を使うということに他ならず、ソマリア沖のように日本から12000キロ離れた遠洋に500名近い隊員を派遣するとなれば、部隊に対する行動のチェックが欠かせなくなるからだ。
今日の自衛隊の在り方に馴染む日本人には想像しにくいことだが、武装した部隊が暴走するリスクを政府と国会は常に考慮しなければならないと私は思う。武装部隊の暴走は国民の生命を奪い、民主主義を破壊する(近年では韓国での全斗煥保安部司令官による陸軍クーデターとその後の権力掌握が生々しい実例だ)。そうした事態を防ぐため、民主主義なら当然の実力組織のチェックを、政府は人事(総理が大臣の任命権をもち、総理・国務大臣は文民であること:憲法66条2項)を通して、国会は海外派遣時の事前承認を通して行うのである。つまり自衛隊を海外に派遣する際には国民が部隊派遣の妥当性を理解し、その理由を納得することが欠かせず、国民を代表する国会がその是非を判断して暴走のリスクを抑えなければならないのだ。
ところが、私はこれまで委員会質疑を聞いていて、この最も重要なポイントである国会関与規定に関し、政府が今回の法案に定めた国会報告と、われわれ民主党が求めた国会事前承認の具体的な違いがいま一つ明瞭になっていないと感じた。そこでその相違を分かりやすく指摘し、総理に翻意を促したいと考えた。だが残念ながら時間切れで十分に議論を尽くせなかった。
要はその差は、政府が能動的に自衛隊海外派遣に関わる情報を国会に提供するか、しないか、だと私は思う。つまり事前承認の場合は、国会が海外派遣の是非を決定できるため、政府は国会が求める情報を提供できなければ、派遣を許可してもらえない。そこで政府には情報を積極的に公開提供しようという強いインセンティブ(誘因)が働く。(例えば韓国国会は去る3月に国軍のソマリア沖派遣を承認したが、その審議の際には派遣計画、部隊規模、活動内容、予算内訳詳細、武器使用基準、隊員の健康管理と医師同行要件に至るまで、実に細かい情報提供が政府より行われ、活発な議論が交わされている)。一方国会報告のみの場合には、国会には海外派遣の是非を決定する権限が付与されないので、政府が能動的に情報提供をするインセンティブは働かない。
結局、今日の委員会で海賊対処法案は否決されたが、この後衆議院における3分の2条項による再議決を経て、法案は成立する見込みである。それにしても、質疑終了後全国から実に多くの激励の電話、メールを戴き感激した。この場を借りて感謝申し上げたい。やはり多くの方が視聴するNHK中継の効果は大きいのだな、と思った。質疑が終わって国会の外に出た際、外交防衛委員会委員部の方々から声をかけて頂き、リラックスしてようやく肩の力が抜けた。
怒濤の一日
2009年6月17日 (水) 21:39
明日のNHK中継入り委員会質疑を前に、慌ただしい一日となる。
9:00 参議院正面玄関到着
9:05 秘書と委員会質疑資料の打ち合わせ
9:10 民主党国対役員会
9:30 議員総会
9:40 議員運営委員会
10:00 本会議
10:15 本会議終了
10:30〜11:50 委員会質疑の準備
12:00〜13:30 東欧某国大使と昼食
14:00 防衛省レク、法制局レク
15:00 民主党国対に委員会質問要旨を通知、委員会用パネル原稿提出締め切り
16:00〜16:30 政府に質問通告(これまで最大の15人が来室、びっくり)
17:00 同僚議員と質疑の打ち合わせ
18:00 パーティー出席
18:40 先輩議員より激励の電話(どこで知ったんですか?と聞いたら党のHPに載っている、と)
19:00〜21:00 懇親会出席
21:15 帰宅
21:30〜??:?? 深夜まで準備が続く……
明日は9時35分から私の質問が始まる。10時09分までの34分間だ。
NHK中継入り質疑が決定
2009年6月10日 (水) 16:10
15時、平田参議院幹事長から電話が入る。
18日の外交防衛委員会で海賊対処法案総括質疑に際し、民主党を代表して質問を行うようご指示を頂く。
総括質疑とは法案の採決前に行う最終かつ集大成となる質疑。海賊対処法案のような「重要広範議案」(数ある法案中、国益上特に重要で十分な審議が必要だと考えられる法案 国会一会期あたり数本しかない)の場合、総括質疑はNHK中継入りで、かつ総理が出席して行われる。こうした質疑は通常、問題に精通したベテラン議員が行うため、新人がご指名を頂くのは大変光栄なこと。ご期待に沿うよう努力することを約束し、受けさせて頂く。
これまでの委員会質疑から法案の課題、問題点は絞られている。当日は自衛隊海外派遣に関わる法律の経緯を全て踏まえながら、意義ある議論を行いたい。


