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食品の放射能規制値、決まる
2011年12月23日 (金) 17:00
食品に関するセシウムの新しい規制値が22日決まりました。参議院予算委員会(9/29)で野田総理に強く要請し、総理が「やります」と答弁した結果。多難が続く事故対応ながらひとまず安堵。
一方で消費者、生産者、どちらの観点から評価するか、軸足が定まらない報道も散見されます。政府が掲げるべき食品汚染対策の大原則は「国民の健康を守ること」(「経済効率」や「財政負担軽減」ではない)です。
そして食品放射能規制値を判断するポイントは1)世界共通の法定放射能規制値は、なぜ1ミリシーベルト/年なのか(YOUTube:矢ケ崎克馬琉球大名誉教授の説明がお勧め)、2)内部被曝の悪影響がどれだけ大きいか(とりわけ子供)、です。
要は(人により差がありますが)DNAは1ミリシーベルトの被曝から変化を始めるのです。読売の表 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00001049-yom-soci.view-000
をご覧いただくと、一般食品で新たな規制値(100ベクレル)が暫定規制値(500ベクレル)の1/5になっていることが分かります。
これは暫定規制値で年間5ミリシーベルトに上げた数値を、本来の法定規制値(年1ミリシーベルト)に戻すという意味に他なりません。
当たり前のことですが、政府は事故前の法定規制値に基づき、今後の食品汚染対策をとることになります。しかしこの当たり前のことを行うのがどれほど難しかったか。。
後世、総理・閣僚といった指導者が評価されるのは、こうした判断力、本質を見抜く洞察力と結果を出す実行力においてだろうと思います。
政界の年末
2011年12月15日 (木) 22:46
国会は閉会したものの、予算編成に税制改革、社会保障制度見直しと政界の年末は忙しい。
ちなみに明日から来週にかけて予定されている民主党の会議は以下の通り。
(PTはプロジェクトチーム、WTはワーキングチームの略)
もちろん、これら全てに出るというわけではありません。
自分の専門分野や関心がある会議に出ます。
◆12/16(金)
9:00 社保税一体改革調査会・税制調査会合同総会/衆2-地下2階 民主党A会議室
9:30 地域主権調査会総会/衆本館-2階 第14控室
10:00 財金部門市場・企業統治改革WT/衆2-地下1階 第3会議室
10:00 原発事故収束対策PT原子力安全庁のあり方検討小委員会/衆2-第1会議室
11:00 経済財政調査会・成長戦略PT・内閣部門合同会議/参-B1 B103会議室
11:00 消費者問題PT/衆2-地下2階 民主党B会議室
11:00 新しい公共推進会議総会/衆2-地下2階 民主党C会議室
12:00 行政改革調査会国有資産見直しWT/衆2-地下1階 第6会議室
13:00 厚生労働部門会議/衆2-地下1階 第1会議室
13:00 成長戦略PT官民連携(PFI/PPP)小委員会/衆1-B1 第1会議室
14:00 税調・社保税一体改革調査会合同総会/衆2-地下2階 民主党A会議室
◆12/20(火)
11:00 死因究明PT/衆2-地下2階 民主党B会議室
15:30 内閣・外務・防衛合同部門会議/衆2-地下1階 第1会議室
◆12/21(水)
9:30 内閣部門インテリジェンスNSC WT/衆2-地下1階 第4会議室
9:30 厚生労働部門障がい者WT/衆2-地下1階 第2会議室
15:00 厚生労働部門医療・介護WT内薬事法小委員会/参-地下1階 B109会議室
◆12/22(木)
10:00 厚生労働部門雇用WT/参-地下1階 B103会議室
11:00 厚生労働部門障がい者WT/衆2-地下1階 第4会議室
15:00 行政改革調査会決算行政監視WT/衆2-地下1階 第3会議室
大前研一氏の「Team H2O」による福島原発事故に関する記者会見について
2011年10月29日 (土) 09:17
昨日、とても重要な報告書が公開された。
大前研一氏が細野大臣の仲介の下、東電、日立、東芝など、福島第一原発の運転に関わる関係者を集め、事故事実経過を時系列で全て確認、分析し、教訓と再発防止策をまとめた報告だ。
(大前氏による説明映像 http://www.youtube.com/user/BBT757program)
事故分析の決定版。東電等のデータから確認されている全ての事実を踏まえているだけに、これまで明らかになっていなかった事象、問題点が克明に記されている。今後の再発防止措置に大きな影響を与える内容だ。
まずは以下をご覧いただきたい。後日、解説を書こうと思う。
細野原発事故収束・再発防止担当大臣による
東京電力福島原子力発電所事故と再発防止に関する
セカンド・オピニオンについての記者会見
平成23年10月27日 内閣官房
細野豪志原発事故収束・再発防止担当大臣は、下記のとおり、
大前研一氏をはじめとする民間原子力専門家有志が作成した
東電福島原子力発電所事故と再発防止に関する
セカンド・オピニオンについての記者会見を行います。
同セカンド・オピニオンにおいては、事故の経緯の詳細な分析や
事故から得られる具体的な教訓・再発防止策に関する見解が
述べられている由です。
記
時間: 10月28日(金)17:00から17:30
場所: 政府合同庁舎4号館4階408号室
取材: フルオープン
会見要領: (1)細野大臣による冒頭発言
(2)大前氏からのセカンド・オピニオン受領
(3)大前氏による概要紹介
(4)質疑応答
(以下、大前氏のHPより http://pr.bbt757.com/2011/1028.html)
(大前研一氏は)事故再発防止担当の細野豪志・首相補佐官(当時)に対して、次の提案を行った。
1. ストレステストや保安院の作業に対する「民間の中立的な立場からのセカンド・オピニオン」として検討プロジェクトを発足し、3カ月以内に事故分析と再発防止策に関する提言をまとめたい
2. 本プロジェクトは、納税者・一市民の立場からボランティア・ベースで実施する為、調査に必要な情報へのアクセスの仲介だけをお願いしたい
3. 客観的な視点から取りまとめるので、その内容に関しては、国や電力事業者の期待するものになるかどうかは分からない
4. プロジェクトの存在については、報告がまとまるまで、秘密裏に取り扱って頂きたい
プロジェクト・チーム
MITで原子力工学博士号を取得し、株式会社日立製作所で高速増殖炉の炉心設計を行っていた大前研一が総括責任者。プロジェクト・マネジメントの経験をもつ柴田巌ら2名が事務局。 インタビュー、ヒアリング等の情報聴取に対し、原子炉オペレーションの専門家として東京電力株式会社及び電力グループから2名、原子炉の設計専門家として日立GEニュークリア・エナジー株式会社2名、株式会社東芝4名の協力を得た。
作業工程
1.BWR型を中心に、主に福島第一、福島第二、女川、東海第二原子力発電所を調査した。
2.何が起きたのか? 全プラントに対し、地震発生から時系列で何がどういう経緯で起きたのかを追跡(クロノロジー)
3.原因・誘因は何か? 大事故に至った4基(福島第一1、2、3、4号機)と、冷温停止にこぎ着けた他の原子炉(福島第一5、6号機、福島第二、女川、東海第二)との比較、差異分析
4.教訓は何か? 設計思想、設計指針と事故に至った経緯(クロノロジー)との因果関係分析
5.組織・リスク管理体制 苛酷事故における組織運営体系上の問題点の抽出(事故、放射能、避難指示、地元自治体との関係など)
6.情報開示 国民への情報開示、その課題
以下、結論に続く(略)
2011.10.26 国会での一日
2011年10月26日 (水) 21:12
06:30 起床 朝食
台湾茶、生姜紅茶、ニンジンジュース
08:30 - 09:30 原発事故収束対策PT総会
政府の事故調査委員会の調査状況について説明を受ける 「津波の高さ想定が十分だったか」を議論することは無意味、と指摘(福島第一原発では海抜5Mにある海側の冷却水取水口が津波による瓦礫で塞がれてしまったから)
10:30 - 10:40 新潟県退職公務員連盟 陳情
11:00 - 11:50 国会調査室による説明
原子力関係の独立行政法人の実態と問題点について詳細説明聴取
12:00 - 13:00 勉強会
講師:久保文明氏(東京大学教授)
「2012年米国大統領選挙の動向と日本へのインプリケーション」
お弁当が美味しく、勉強にも精が出る
14:00 ー 14:15 「外交研究会」の予習
14:15 - 14:30 陳情対応(長野県自治体)
14:40 — 15:20 「外交研究会」の予習
16:30 - 16:45 陳情対応(新潟県港湾協会)
17:00 - 18:00 「外交研究会」の予習
18:00 - 20:00 第6回 外交研究会
キッシンジャー著『外交』を読む勉強会 講師は岡崎久彦氏(『外交』監訳者)
今日は上巻の12章から16章まで
1時間の講義の後、参加者でディスカッション
岡崎氏の講義内容は来月1日発売の月刊誌「正論」に掲載されます
21:00 帰宅
外は木枯らしが吹き、秋も深まり行く気配
2011.10.25 国会での一日
2011年10月26日 (水) 07:03
6:45 起床 朝食
(ジャスミン茶で目を覚まし、生姜紅茶で脳を覚醒、ニンジンジュースでビタミンとミネラル補給)
8:00-9:00 内閣・外務・防衛合同部門会議
「PKOに関する過去の議論のレビュー」
10:15-10:30 筒井農水副大臣陳情に同行
11:30-12:00 朝鮮学校授業料無償化を考える会総会
朝鮮学校で使用されている中高の教科書を読む 内容に強い違和感を覚える
12:10-12:30 外交防衛委員会 外務・防衛両大臣所信表明
12:45 昼食
そばを食べようが迷うがニンジンジュース2本にする
13:30-14:00 外務省レク
今国会における条約審議について説明 説明者は美しい女性外交官の皆さん
15:00-15:30 ACJJ(アメリカ商工会議所)会員の”ドアノック”(訪問)
16:00 -17:00 国会調査室スタッフと打ち合わせ
公務員給与問題、公務員制度の改正案、人事院勧告と公務員給与の7.8%カット問題の論点、憲法との兼ね合い、独立行政法人制度の問題点と大臣権限の限界、などについて意見交換を行い、資料を読む
17:00-17:55 放射能汚染についての緊急勉強会
児玉龍彦 東京大学 アイソトープ総合センター長「子供と妊婦を放射能被曝から守るために」
18:00 知人と会食
今日は朝、昼とジュースだったので夕食が美味しい
サイバーテロと私的経験
2011年10月25日 (火) 13:26
今朝の朝日新聞1面「衆院にサイバー攻撃」には注目しました。
国会議員事務所には、それぞれの院からラップトップが3台ずつ提供されます。このPCを通して各党内(主として政策会議情報)のメール連絡などが行われます。議員自身が使うかどうかは各議員の判断に委ねられています。
私は安全上の理由からこれを使っていません。最近は来なくなりましたが、私が使っている私物PCには、以前役所の秘密文章を示唆するSPAM(添付ファイルはたぶんウィルス)が頻繁に送られてきたことがありました。どこからだろう?と訝っていたのですが、ある時農水省を装ったメールに「農商部」とあったことから謎が解けました。おそらく私が某国に出張して名刺交換した際、名刺に記載のアドレスからこうしたメールを送ってきたのでしょう。少々驚いたのは、私が名刺交換したのはすべて当該国政府関係者だったということです。また昨年は私のHPが外部から攻撃され、一時閲覧できなくなりました。
以前ハーバード大学ケネディスクールの安全保障プログラムに参加した際、約30コマある講義のひとつが「サイバーテロ」でした。内容は大変濃密で米国がサイバーテロ対策を徹底して行っている状況に理解を深めました。
日本のサイバーテロ対策が急務であることは論を待ちません。所属する参議院外交防衛委員会で政府に対策を促す考えです。
私案公開 ー新たな原子力安全規制機関についてー
2011年10月21日 (金) 13:54
これまで、国会審議や党内議論を通じて、原子力安全規制機関のあるべき体制について論点を詰めてきました。この程、私案をまとめましたので公開します。
政府案の「原子力安全庁」に関わる議論も、これから本格的に始まります。原子力の安全を確保するため、安全規制機関のあり方は極めて重要です。新組織形成の一助となれば幸いです。
「新たな原子力安全規制機関について」
原子力安全規制機関の判断は、国民の安全と健康の保護を目的に、中立公正(徹底して科学的合理性に基づく)に行われなければならない。これが福島原発事故の最大の教訓である。そのためには、強力な権限を付与された独立性の高い組織であることと、経産省との人事交流や天下りが行われないことが不可欠である。しかし、環境省の外局である「原子力安全庁」(政府案)には、これら点で課題が残る。そこで、以下のような第三者機関を提案したい。イメージとしては、現行の原子力安全委員会を行政委員会として、その下部機関に原子力安全・保安院を事務総局として置き、国務大臣である委員長が、専門家の科学的知見に基づきながら、事務総長を指揮監督する組織である。この仕組みであれば、平時のみならず、非常時における機動的対応も十分可能と考える。
(設置)
●内閣総理大臣の所轄の下に、原子力安全委員会を置く。
(所掌事務及び権限)
●原子力安全委員会は、原子力の研究、開発及び利用(以下「原子力利用」という。)における安全の確保に関する事務をつかさどる。
●原子力安全委員会は、その所掌事務を行うため必要があると認めるときは、内閣総理大臣を通じて関係行政機関の長に対し勧告することができる。
●原子力安全委員会は、その所掌事務を行うため必要があると認めるときは、関係行政機関の長に対し、報告を求めることができるほか、資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求めることができる。
(委員長及び委員)
●原子力安全委員会は、委員長及び4人の委員をもって組織する。
●委員長は、国務大臣をもって充てる。委員長は、会務を総理し、原子力安全委員会を代表する。
●委員は、人格高潔で、原子力行政の民主的な運営に理解があり、かつ、原子力利用における安全の確保に関し識見を有する者のうちから、内閣総理大臣が、両議院の同意を得て、これを任命する。
●委員長及び委員は、両議院の議長の面前において、宣誓書に署名してからでなければ、その職務を行ってはならない。
(事務総局及び事務総長)
●原子力安全委員会の事務を処理させるため、原子力安全委員会に事務総局を置く。
●事務総局に事務総長を置く。
●事務総長は、委員長の職務執行の補助者となり、その一般的監督の下に、委員会のすべての活動を指揮監督する。
「原発運転再開か否か」 議論に欠けている肝心なこと
2011年10月17日 (月) 23:06
原発の運転を再開すべきか否かを論じる際、本質的なのに行われていないことがある。
福島第一原発の事故がなぜ、どのように起きたのか、全ての事実を東電とメーカーに提出させ、「分析」をし、そこから「教訓」を得て、既存の原発に反映するという作業だ。これは政府でも国会でも行われていない。
確かに保安院がつくったレポートはある。でもそれは「想定を上回る高さの津波がきたので防げませんでした、ごめんなさい」という、子供騙しの弁解にすぎない(そのわりに国連もIAEAも、これを鵜呑みにしているのだが)。
分かりやすい例をひとつ挙げれば、今回の事故の原因となった”ステーション・ブラックアウト”(全交流電源喪失状態)。地上の送電線が倒れて原発への電気が止まり、更に非常用のディーゼル発電機も地下にあったため、枕を並べて流され、原発を冷却できなくなった。なぜこうなったのか?90年に定められた原子力安全委員会指針集に「長期間にわたる全交流動力電源喪失は、送電線の復旧または非常用交流電源設備の修復が期待できるので考慮する必要はない」と定められているからだ。指針改訂の都度、見直す機会はあったが、業界寄りの癒着構造に安住する歴代の原子力安全委員はそれをしなかった。班目委員長はじめ現在の委員を私が厳しく追及する理由はここにある(ちなみに策定当時の委員長、委員長代理は逝去)。
もちろん、全国54基の原発はすべてこの指針に基づき設計されている。だから地震や津波が来れば、全交流電源が失われ、同様の事故が起きる可能性を否定できない。
こうした分析を行い、教訓を活かさずに、原発の運転を再開するなど到底許されない。細野大臣は政府の責任においてまずこの作業を行い、結果を国民に公表すべきだ。
ソウルから帰国
2011年10月13日 (木) 22:52
昨日から引き続き、フォーラム参加でソウル ウォーカーヒルのホテルに滞在。
朝5時半起床。いつものように台湾茶で目を覚まし、シャワーを浴び、荷物のパッキング。
7時から、ソウルの知人たちと朝食会。北朝鮮情勢について意見交換。
8時15分、ホテルをチェックアウト、ソウル市内のホテルへ。
旧知の朴宣映議員と会談。朴議員は最近、横田めぐみさんの消息を含む脱北者の証言を得たと表明した。
http://japanese.joins.com/article/472/144472.html?servcode=A00§code=A10
朴議員から内容詳細について説明を聞く。その結果、日本人拉致被害者の消息について、ある確信をもつ。
空港に向かう道すがら、行きつけのパン屋に寄り、大好きなパンを数種類お土産に買う。
ここのパンは本当においしい。困ってしまうほどおいしい。
12:40 金浦発の便で羽田へ。
機内で先ほど買ったパンをムシャムシャと食べる。クリームパンの上品な甘さに溜め息が出る。
到着後、荷物を運んでくれた航空会社の方(足指を骨折したという)と骨折話に花が咲く(実は先日、肋骨を折ったばかり)。
自宅に向かう車中、原子力専門家より電話。今回の原発事故に対する保安院の見解について意見交換。更に詳しく話を聞くため、夕方から専門家のオフィスを訪れ、1時間にわたり説明を聞く。保安院が事故原因をまとめた報告書の内容が、今後の教訓と再発防止にならないことで意見が一致。これが国連やIAEAに提出され、彼らの事故評価にすら影響している。とても由々しきことだ。今後国会で指摘し、事故の分析と教訓を正す必要がある。
夜、楽しみにしていたウィーンフィルのコンサート。夕食はニンジンジュースだけで済ます。
会場には皇太子殿下がご臨席。
このオーケストラはやはりレベルが格段に違う。今まで様々な演奏を聴き、「こんな曲だったのか」と目(耳?)から鱗が落ちたこともしばしば。
プログラム掲載の演奏が終わり、アンコールはないだろうと高をくくって会場を後に。すると会場外でアンコール曲「青きドナウ」のライブビューイングをやっている。会場近くを行き交う人が大勢足を止め、聴き入り、拍手が起きる。粋な計らい、サントリーホールもなかなかやるなあ。
今日のコンサートの模様は11月20日、朝6時から、NHKBSで放映するそうだ。
世界知識フォーラム(ソウル)に出席
2011年10月11日 (火) 21:20
ソウルで、戦略的日韓議連の公式日程を終え、今日から新聞社主催の国際会議に出席。
http://www.wkforum.org/WKF/2011/eng/index.php
私のお役は明日、マイケル・サンデル ハーバード大教授(日本でもおなじみ)の講演 ”Justice,Money,and Markets:What is a Fair Society?” にコメンテーターとして質問をすることと、セッション(”Reinventing Post-Crisis Leadership”)でパネリストを務めること。
今日は会議の初日。冒頭、前原政調会長が基調講演を行った。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111011/k10013176641000.html
昨年の基調講演はブレア前英国首相だった。
夕方、ゲストを集めた夕食会。韓国の総理、サラ・ペイリン前副大統領候補、韓国大手企業社長などの顔ぶれが揃う。同席した韓国新聞社の編集委員たちから、日本の原発事故の状況や、沖縄の米軍基地移設についてたくさん質問を受ける。食事を楽しむつもりで参加したものの、さながらクエスチョンタイムのようだった。
夕食会に出席した日本の大手メーカー会長としばし会話。日本の政治家はもっとビジョンを打ち出すべきと。経済協定、貿易体制などについて、日本のメッセージの発信が弱いという。政権がここしばらく安定していないこともマイナスと。意見を聞きながら強く共感する。政治家は受動的ではダメ。能動的に動きを作り出していかないと。
国会閉会中はこうして海外に出て、様々な世界の潮流に触れ、日本の取るべき進路をじっくり考える機会に恵まれる。
開会中の渡航はなかなか難しいのだけれど。世界の動きをフォローしながら、経済・外交について取るべき道を考えていきたい。


