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年の瀬の陳情に思う
2010年12月31日 (金) 10:00
仕事納めの日、議員会館で仕事をしていると、秘書が慌ただしく陳情査定書を持ってきた。「外務省宛」「至急」とある。この時期に?と怪訝に思い聞くと、内容の性格上とにかく急ぐので直ちに査定してほしいのだという。
見ると、年末年始の米軍夜間離着陸訓練(Night Landing Practice)を控えるよう米軍に交渉されたし、というある自治体からの陳情。NLPは93年から硫黄島訓練施設で行われることになったこともあり、08、09年の苦情件数はゼロとなっている。だが、昼間の騒音測定回数は年間18000回を超えている。
この場合私の立場は、党の陳情査定担当者として内容を判断し、政府(外務省)へ要請することだ。
以前、衆議院補欠選挙の応援で岩国基地近くに赴いた際、米軍機の騒音問題を垣間見たことがある。
その時の経験からしばし秘書と議論を交わす。そして陳情書の背景にある市民数万人の思いを察し、査定書にペンを走らせて外務省への要請を認めた。
普天間、尖閣、北方領土と外交問題が注目された今年。そして日米同盟について多くの国民が考えた今年。
同盟を支えている市民の生活に、深く思いを馳せる年末である。
足利事件「真犯人」の衝撃
2010年10月9日 (土) 09:33
10月9日
午後から新潟県連役員会に出席。新潟市に向かう車中、最新号の月刊誌「文芸春秋」に目を通す。
巻頭特集「緊急特集 検察の罪と罰 新たな隠蔽を告発する 菅家さん冤罪足利事件 真犯人は幼女5人連続誘拐犯」(清水潔日本テレビ社会部記者による記事)が目に。何気なく読み、大きな衝撃を受ける。内容は以下の通りだ。
1)足利事件は幼女5人連続誘拐事件(うち4件は遺体で発見、1件は行方不明)の一つだった可能性が極めて高い
2)しかも真犯人と思われる人物は現在も付近で生活している
3)5つの事件はすべて足利市を含む20キロ圏内で起きており、さらに栃木•群馬の両県にまたがっていたため、両県警の縄張り意識に邪魔され包括的な捜査が行われなかった可能性がある
4)菅家さんのDNA鑑定を行った検査官は、やはり冤罪と思われる飯塚事件(被告は08年に死刑執行)のDNA鑑定を担当した二人のうちの一人。検察(宇都宮地検)は足利事件被害者のシャツ(真犯人のDNAが付着)を現在も保持していると思われるが、もし真犯人を捕まえてそのDNA型が明らかになると、90年代半ばまで当局が行っていたDNA鑑定法が完全な誤りだったことが明らかになる可能性があるため、捜査当局は再捜査に及び腰
5)清水記者は自らの取材を通し、真犯人と思われる人物をほぼ特定し写真も保持している
6)これら写真中には、真犯人と思われる人物が(殺害された幼女に共通の特徴である)丸顔の幼女と楽しげに遊んでいる“現在の”写真がある
新潟県連役員会終了後、黒岩宇洋代議士(法務大臣政務官)に声をかけ、この記事のコピーを渡して膝詰め協議。14日朝の法務部門会議で本件を取り上げるので、法務省として然るべき対応を早急に取ってほしいと伝える。黒岩代議士は対応を確約してくれた。記事には再犯の恐れが強く指摘されており、政治の責任として放置することはできない。柳田法務大臣、岡崎国家公安委員長はじめ関係政務三役に、本件の再捜査を強く要請していく考えだ。
生活記録
2010年10月6日 (水) 23:30
10月5日
7時半 起床、食事(人参ジュース、生姜紅茶、豆乳)、新聞チェック
10時 国会事務所へ 秘書と打ち合わせ
12時〜14時 同僚議員と昼食
久しぶりに天ぷらを食べながら、尖閣漁船事案、
小沢議員強制起訴など意見交換
15時〜17時 資料整理
17時 「民主党港湾振興議員連盟」
沖ノ鳥島(日本最南端)での船舶係留設備建設について発言
19時 買い物 無印良品で食器を購入
19時半 夕食
自宅で手料理 玄米ご飯、みそ汁、キムチ、生卵、ぶどう
21時〜22時 先輩議員の大臣就任祝い
赤坂で約40名の議員が参加
大臣と直接、補正予算や尖閣漁船事案について意見交換
22時半 帰宅
夕刊から小沢議員強制起訴に関わる記事などをチェック、
検察審査会のあり方について資料収集
25時 就寝
10月6日
朝日新聞の尖閣漁船事案続報をチェック
(駅が込んでいて改札に向かう人々に流されそうになりビックリ)
8時 民主党法務部門会議
大阪地検特捜部による証拠改竄問題、
および検察審査会のあり方について、小川法務副大臣に提言
9時 民主党成長戦略・経済対策プロジェクトチーム
経済成長戦略に、予算措置だけでなく世界の余剰資金を
流入させる規制緩和措置を導入するよう、直嶋座長に提言
10時〜12時 メールチェック、資料整理
12時半 同僚議員と打ち合わせ
14時半 秘書と政策資料の収集について会議
15時 同僚議員と打ち合わせ
16時〜17時 尖閣漁船事案について、調査内容をまとめたレポート作成
18時 買い物 夕食の食材を購入
20時 夕食 自宅で手料理
ごはん、味噌汁、キムチ、納豆、タマゴ、タマネギがんも、山芋
ノーベル化学賞受賞のニュースを見ながら、
白髪になってしまった田中耕一さん(04年受賞)に驚く
21時 資料分析、読書(『帝国の落日』ジャン•モリス)
23時半 就寝
臨時国会開会
2010年10月1日 (金) 17:40
本日、臨時国会開会。
仙台、宇都宮の餃子、オバマのアフガン撤退
2010年9月4日 (土) 22:27
9月4日
挨拶回りで前日から仙台へ。
連日代表選の打ち合わせで遅くなり、ここ3日間かなりの寝不足。 でも昨日は21時半から朝7時まで寝て、久しぶりにスッキリ。
7時30分 ホテルで朝食を取りながら読んだ朝刊。以下の記事が強く印象に 残る。
朝日新聞「やましいことはない・審査会は素人…小沢氏「闘争宣言」http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY201009030576.html
読売新聞「競る国会議員票、党員・サポーターは菅氏先行」http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20100903-OYT1T01246.htm
10時 国政報告の場で、代表選挙を巡る状況を説明。
10月に控える検察審査会の意味と、争点の中から財政財源問題(消費税)と普天間基地移設問題について取り上げ、詳しく説明する。 その後多くの方からご意見をいただく。 中には「菅さんを勝たせるために自分には何ができるでしょうか」という率直な質問も。今回の選挙への関心は非常に高い。
14時 仙台からの帰路、宇都宮で下車。
宇都宮の支持母体にご挨拶に伺い、その後駅近くの老舗餃子屋でお土産に餃子を買う。
タクシーの運転手さんが勧めてくれた「みんみん」という店。午後2時を回っているのに、店の前には行列が。 帰宅後食べたが、確かに美味しかった。
15時 再び新幹線に乗り、キンドルでNew York Times、Washington Postの記事をチェック。PostのC•クラウトハマーのコラムが印象に残る。
”Our distracted commander in chief” 「取り乱した最高司令官」http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/09/02/AR2010090203991.html
アフガニスタン撤退を巡る、オバマの戦略的混乱を鋭く論評した記事。 アフガン情勢は日本外交にも大きな影響を及ぼすので、こうした新聞論調はこまめにチェックするように心がけている。 先日ハーバードで議論をした際も、アフガン撤退を巡りアメリカ国内の世論に大きな迷いがあることを強く感じた。 ブッシュが始め、オバマが引き継いだアフガニスタンでの作戦。アメリカ人はそこに目的と意義を見いだせず、苦しんでいる。2週間前には交代したばかりの現地司令官、ペトレイアスがオバマの撤退開始期限に意義を唱え、先日も海兵隊司令官が「タリバンを利するだけ」と批難した。
オバマは結局のところ内政志向の大統領だと思う。外交経験が浅いこともあり、ニクソンのようなグランドストラテジストにはなれないだろう(上院議員を3年やっただけで大統領になったのだから。参議院議員1期生がいきなり首相になるようなもの?)。果たしてプラハ演説で表明した核廃絶を実現できるのか、疑問と不安が残る。
20時 ニュースをチェックしていると衝撃的速報が。
【ソウル=牧野愛博】韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相は4日、辞任する意向を李明博(イ・ミョンバク)大統領に伝えた。外交通商省が同日、発表した。韓国大統領府関係者によれば、李大統領は事実上辞意を受け入れる考えを示したという。柳外相は長女が同省に契約職員として採用された問題で批判を浴びていた。柳外相は同日、同省を通じて「物議を醸したことは遺憾で、自ら身を引くことにした」とするコメントを発表した。
7月に訪韓した際に朝食をご一緒させて頂いたが、温厚篤実な紳士だった。日本外務省の1Fロビーにも、岡田外相と並んで記者会見する柳大臣の写真が飾られている。こんなことになり、本当に残念。
代表選挙
2010年8月28日 (土) 17:57
27日夜
大学同窓生が主催する夕食会(@銀座ライス、とても美味しいお店でした)に 参加。
もらった案内から抜粋すると、「ベジーマンデー(米Meatless Monday, 英Meat Free Monday and etc.)とは、週に一日肉を抜くことで環境破壊防止を図る国際的な運動。 温暖化だけでなく、資源枯渇、砂漠化、食糧問題を解決するための、最も簡単で誰でもできる方法として、国連をはじめ、各国環境団体、ハーバード大、ジョンズホプキンズ大、欧米各都市が推進しています」 そんなわけで、餃子、コロッケ、春巻き、サラダ、等々の食事が一切肉なしで出てくる。
しかもこれが、結構おいしい。
時節柄、話題は自ずと民主党代表選挙のことに。
同級生の皆さんから率直な意見をいろいろいただき、考えさせられる。
28日
地元上越市へ。
支持者からの代表選挙に関する声が結構届いている。
それも、これまでにない率直なものが多い。
代表選挙は9月1日告示、14日投票だが、私も党員サポーターになっていただいている方々に宛てて近々自分の考えをまとめた手紙を出そうと思っている。
ハーバード大学で受講
2010年8月16日 (月) 11:30
公務で渡米した機会を利用し、ボストンのハーバード大学ケネディスクールで講義を受講している。
”Senior Executives in National and International Studies”。
1976年から始まったコースである。今年は世界中から75名が参加し、2週間に渡って日々3コマ(午前2、午後1)の授業を受ける。
受講生の半分程度がアメリカ人、他はアジア(日本、台湾、タイ、マレーシア)、豪州、ヨーロッパ、アフリカ、南米など各国から。
ロシア、中国、イランからの参加者はいない。政治家は全参加者中、私を含め2名。日本からは私のみだ。
参加者の平均年齢は比較的高く、50歳程度だろうか。
今年の講師は次のような顔ぶれ。これでも一部。( )内は講義名と講師の主要な経歴。
Roger Porter(Economics and Policy レーガン政権大統領補佐官),
John Rendon(Strategic Communication),
Bryan Hehir(Ethics,Politics,and Strategy 歴代大統領の倫理、宗教、戦略顧問),
Stephen Walt(US National Security Policy),
David Finkelstein(China),
Marc Grossman(US Foreign Policy),
David Gargen(Presidential Leadership ニクソン、フォード、レーガン、クリントン政権大統領補佐官),
Tarek Masoud(Islam and Terrorism),
Patrick Clawson(Iran),
Dan Fata(Central Europe クリントン、ブッシュ政権中東担当国務次官補)
Joseph Nye(Soft Power and Smart Power ハーバード大学教授、クリントン政権国防次官補 ) 。
カリキュラムと講師は時々のトピックスに応じて毎年20%程度入れ替わるそうだ。
日々の生活はこんな感じだ。
朝5時半起床。その日の講義に関する資料(論文5つほど)に目を通す。
6時50分、徒歩でケネディスクールへ。7時到着、2階カフェで朝食。
7時45分から1時間、各7名のグループディスカッション。
その後9時から講義が始まる。講義は1コマ90分。密度はとても濃く、またペースも早い。
50分程度講義が進むと質疑応答。次々と手が上がり、指名を受けるまでに随分待つことも。
12時30分〜14時、昼食休憩
14時〜15時半、講義
18時〜夕食
日々勉強に没頭で久しぶりに学生時代に戻ったようだ。
ドクダミ
2010年7月27日 (火) 14:13
東京駅からタクシーに乗り、信号待ちをしていると、駅前ロータリーの縁石にドクダミが生えているのを見つけた。
丸の内の正面、東京のいわば玄関口にドクダミか、と感慨を覚えながら昔のことを思い出す。
中学1年の頃、ある日突然顔にニキビが出てきた。どちらかというと美肌?だったのでショックを受けていたら、母が庭からドクダミを取ってきて、「食べなさい」と。言われるがまま食べていたら、2、3日でニキビは綺麗サッパリ消えてしまった。これには本当に驚いた。以来、青春時代を通してニキビは全く出なかった。ドクダミ効果、恐るべし、だ。
ちなみにドクダミは特有の強い香りがある。トマトと一緒に食べるとそれも多少和らぐので、興味のある方はぜひお試しください。
大学の同窓会
2010年6月19日 (土) 23:23
慶応大学の同窓会に行った。
1990年卒業なので、今年で卒業20年。
毎年10月に開催される連合三田会の幹事を務める年次ということで
大会実行委員会のメンバーを募るのが同窓会のひとつの目的のようだ。
200名ほどの参加者の中で、顔が分かる人が30人?程度。
ゼミの同期や会社の同期の姿もちらほら。
途中、現役の応援指導部の学生による応援歌披露。学生時代、慶早戦で歌った懐かしさに会場が沸く。さらに学生が「自分は皆様のご卒業の翌年、91年生まれであります」と自己紹介し、皆どよめく。その後「若き血」を歌い、全員で記念撮影。
二次会で大会実行委員会の人と同じテーブルになり、
「卒業式のビデオに、僕映っていたんですよ」と何気なく話すと、何と「じゃあDVDあげます」。
早速お宝DVDを持ってきてくれた(渡辺さんありがとう)。
20年ぶりに見る、20年前の自分。
たぶん相当痩せているだろうな、と思って恐る恐る見たが、やっぱりかなりスリムだ。
当時はお酒も全く飲めず、いまほど食べなかったから。選挙に出てから、間違いなく食べるようになった。
家族は大きな変貌ぶりに(?)目を丸くしていた。
卒業式の最後、「若き血」、「丘の上」を歌う場面。
壇上で指揮をとる応援指導部の学生の顔に見覚えが。
花咲宏基君(現民主党衆議院議員 http://hanasakihiroki.jp/ )だ。
同窓生との語らいに花が咲いた一日だった。
この年になって親知らずを抜く
2010年6月17日 (木) 23:14
ここ数年来の”懸案”だった「智歯」(親知らず)の抜歯をした。病院は参議院の歯科治療室から紹介された都内の歯科大学病院。
治療担当のH先生は若手のなかなかイケメンである。助手の女性にテキパキと指示を出す。
歯科大の病院に行くのは初めてだったが、一般の大学病院と違い、混雑していないので治療がスムーズに進む。抜歯治療に〆て40分。
当初は歯茎を切って親知らずを二つに割り、抜くと聞いていたので夜も眠れなかったのだがH先生は一向に切る気配がなく、何らや一生懸命抜いている。いつ切るのかな、と思っていたら治療終了。今週末の大学同窓会には何を着ていこうか、などと口を開けながら考えているうちに終わってしまった。それでもワイシャツの背中は汗びっしょりだった。
知人友人から、「親知らずの抜歯は術後にとても痛む」「口内どころかほっぺたまで腫れた」「翌日は痛くて食べるどころでなかった」等々数多くの警告?と憐憫の眼差しを注がれていたせいか、いささか拍子抜け。H先生の技術の高さに感心しながら、病院を後にし、夏日の街に出た。
H先生はじめ病院の皆様、誠にありがとうございました。


